ドイツのインターンシップ先に残り、「本をつくる」という目標に向かって突き進みます。
公開日: 2016年3月22日火曜日 ドイツ ドイツ生活 働き方
どうも、tomoです!
今から、この記事を最後まで読む10分間、僕にください。
そんな暇ないよ、という人も、最後の部分だけでも読んでほしいです。
以前、ドイツでフリーランスの翻訳家・ライターとして活動を始めるまでの道のりを数回に分けて書きました。
そこでも少し触れた、ドイツにある企業でのインターンシップは、日本にいた頃には知らなかった「新しい働き方」との出会い、このブログのメインテーマともなりつつある「働き方」に興味を持つきっかけにもなりました。
実は先日、インターンシップ先であるKM Sports の社長と、一年間の振り返りと今後についての面談をしてきました。結果として、インターンシップ終了後も、僕はKM
Sportsの一員として残り、あるプロジェクトを進めることに決定!
そこで今回は、ドイツで僕が参加しているKM Sportsでのインターンシップでやってきたことを紹介します。
さらに、僕がKM Sports に残ってやっていくこと、KM
Sportsとともに掲げた今後の目標についてもここで宣言しておきたいと思います!
あなたのドイツ生活に潤いを
「あなたのドイツ生活に潤いを」。
具体的に何をしているかというと、
・フランクフルトで暮らす日本人の子どもたち向けのサッカースクール運営
・季節ごとのスポーツスクールやイベント(水泳、スキー、クライミングなど)
・スポーツ関係の通訳、翻訳
・インターンシップ制度プログラム
などが活動の中心です。
すべてに関して「人々のドイツ生活に潤いを」という会社としての目的を貫いている。
このことを、1年間のインターンシップで感じました。
インターンシップでできること
ここからは、僕自身の経験を振り返りつつ、KM Sports でのインターンシップでできることを紹介します。
サッカースクールのコーチ
まず、毎週末の「サッカースクールのコーチ」。
幼稚園児から中学生までのカテゴリーがあり、最初の3か月は研修期間として他のコーチに付いて指導、4か月目からは1人で1つのカテゴリーを担当します。
僕と一緒にインターンシップをしている仲間の中には、本格的にドイツのサッカークラブでのコーチを目指す人もいれば、将来はサッカークラブの運営に携わりたいという人もいます。彼らにとってはまさに経験を積む絶好の場。
でも、とくにコーチを目指しているわけでも、サッカークラブの運営に興味があるわけでもない、僕のような人であっても、子どもたちへのサッカー指導を通じて学べること、感じることはたくさんあります。
僕は、ドイツに来るまでサッカーコーチ未経験でした。教え方という点では他のコーチの人たちには到底及びません。それでも、実際にやっていく中で子供たちとの接し方を学び、自分なりにコーチとしての信念をつくりあげてきました。
それは、
「できるだけ子どもとの距離を縮め、1人1人との関係を大切にする」こと。
このスクールの最大の目的は「サッカーの楽しさを伝える」こと。そして、「スポーツを通じて、子どもたちのドイツ生活に潤いを与える」こと。
だから、「スポーツやサッカーが好き」という条件さえ満たしていれば、その楽しさを子どもたちに伝えようと努力する過程で得られるものが必ずあると思います。
各自の目標や能力にあった仕事
それから、ドイツ語通訳の機会をいただけたことも大きな経験ですね。
日本のあるスポーツ関係の専門学校の生徒さんたちがドイツ視察に訪れた際、ブンデスリーガ1部に所属するアイントラハト・フランクフルトのホームスタジアムを見学するというので、ツアーガイドさんの隣で通訳を担当させてもらいました。
日本のあるスポーツ関係の専門学校の生徒さんたちがドイツ視察に訪れた際、ブンデスリーガ1部に所属するアイントラハト・フランクフルトのホームスタジアムを見学するというので、ツアーガイドさんの隣で通訳を担当させてもらいました。
もともとドイツ語を始めたきっかけでもあり、ドイツに渡ってきた目的の1つでもある「通訳」。このときの経験は1つの自信になっています。「語学力を磨きたい」とは、僕がインターンシップ開始当初から言い続けてきたことでした。失敗すれば会社の信用を失うリスクがあったにも関わらず、仕事を任せてくれたKM
Sports に感謝しています!
こんなふうに、「各自の能力や目標などに合わせて仕事を任せてくれる」のもKM
Sportsインターンシップの魅力。
毎週土曜日のゼミ
そして、インターン生としてできること、また、会社の活動として、ぜひ紹介しておきたいのが毎週土曜に行われるゼミ。
以前にも書いたように、「複業」という働き方を認めるKM Sportsには、平日は他の企業にフルタイムで勤務している人や、現地の学校でデザインを学んでいる人がいます。
そこでKM Sportsでは、毎週土曜日にゼミという形で全員で集まる機会を設けているんですね。各事業の報告をしたり、進行中のプロジェクト内容について話し合ったり。
さらにゼミでは、ビジネスプランとして何か提案がある人がプレゼンを行い、他の人のコメントをいただきながら、実現できそうだと判断されれば、提案者が中心になって進めていくことができます。
KM Sports は、現在社員3名、インターンが僕を含めて3名と、まだまだ規模としては小さい会社ですが、どんどんできることを増やしていこうと試行錯誤中です。
以上が、1年間のインターンシップでできる主な内容。振り返ってみると、KM
Sports ならではの学びがたくさんありました。
そんなインターンシップも終わりに近づき、1年間の反省に加えて、今後どうするかについて1人で考え、会社の方々とも話し合い、ある結論へと至りました!本をつくります!
個人としての成長を何より考えてくれるKM Sports。
自分なりの企画をしっかりプレゼンして、皆を納得させられれば何でもできる。
そんな環境に今後も残り、成長したい。
「人々の生活に潤いを」というKM Sports の掲げる目的に、何らかの形で貢献していきたい。
インターンシップ後、どういう関わり方をしていこうかとあれこれ考えているとき、会社の1人の方から言われました。
「本をつくろう。」
最初は何かの冗談かと思いました。でも同時に、「面白そう!」とワクワクしたのもオぼえてます。フリーランスで翻訳やライティングをしている僕にできる貢献の仕方はこれかもしれない、と。
ただ、いきなり「本をつくりましょう!」と言っても、企画としては通らない。会社として、ある程度の見通しがないといけないので。
そこで、僕が考えたのは「書籍化を見据えたブログづくり」。前々から、KM
Sportsがもっと多くの人に認知されればいいのに、とは思っていたんです。複業という働き方にしても、ドイツでの日本人向けサッカースクールにしても、活動としてはすごく面白い。ドイツで1から会社を立ち上げた日本人もそんなにいないだろうし、ドイツでの活動を通じて、日本人にとって役に立つ情報をもっと発信していけば、会社としての注目度も上がるはず。
このブログ「Tomos Leben」を始めたのが2015年12月。それ以降、ブログというメディア自体に興味がわき、いろいろな方のブログを読んできました。その中で感じているのが、ブログの持つ情報発信力。それから、人とつながる可能性。
KM Sportsでも、これを生かさない手はない。オウンドメディアという形で、ブログやメディアを運営する企業がここ数年増えているという事実もある。
しかもブログやメディアを通じて、「本をつくる」という目標もかすかに見えてくる。
そんなことをゼミの中でプレゼンした結果、KM Sportsの皆からも前向きなコメントを得ることができたんです!
うまくいくか、正直不安はあります。本をつくるってそんな簡単なことじゃないよね、とも思ってます。
でも、何かを目標とするとき探すべきなのは、“できない理由”ではなくて、“実現するための手段”。だから、「本をつくる」ために、できることは何でもしていくつもりです!
基本的に「『不言実行』、『目標は人に言わない』方がかっこいいよね」というのが僕の主義なんですが、今回ばかりは、最初から宣言しておきます。
「本をつくる。」
ちなみにブログという手段を選んだ理由は、KM Sports の認知度アップももちろんですけど、読んだ人の意見や考え、関心を知りやすいから。
どんな情報が求められているのか。どんな内容が人の心に響くのか。いろんな人の反応を見ながら、方向を定めていけると思ったから。
とくに出版のあてがあるわけでもありません。
KM Sportsのコンセプトである「あなたの生活に潤いを」を軸に、サッカーやスポーツ、教育などをテーマにした記事を書いていきたいとは考えてますが、最終的にどんな本をつくりたいかはまだぼんやりとしている状態です。
だからこそ、読者や周りの方たちの声に耳を傾けながら、KM Sportsとしての軸はぶらさずに、手探りで前へ進んでいこうと思います。
何もない状態から何かをつくる。何もないからこそ、何でもできる。
この記事は、まさにその第一歩。いま、心の底からワクワクしてます!たとえ思ったような形にならなかったとしても、この「ワクワク」を信じて努力していく過程は必ず何かにつながるはず。
「頑張って」という応援の言葉も「甘いこと言うんじゃない!」という批判の言葉も、前に進むための推進力。できるだけたくさんの人の声、たくさんの出会いが必要だと思ってます。
この記事は、まさにその第一歩。いま、心の底からワクワクしてます!たとえ思ったような形にならなかったとしても、この「ワクワク」を信じて努力していく過程は必ず何かにつながるはず。
「頑張って」という応援の言葉も「甘いこと言うんじゃない!」という批判の言葉も、前に進むための推進力。できるだけたくさんの人の声、たくさんの出会いが必要だと思ってます。
この最初の一歩を、あえて叫んだ宣言の言葉を、広めていただけると嬉しいです!
あっ、ちなみにKM Sportsのブログとはまた別で、この「Tomos
Leben」では、これまで通り「働き方」などを中心として個人的な考えを発信していくつもりです。「本をつくる」という目標に向け、メディアや出版関係の投稿も増えると思います。
両方をうまくリンクさせていけたら…、なんてことも考えていますが。何かいいアイデアがあれば是非コメントください!
両方をうまくリンクさせていけたら…、なんてことも考えていますが。何かいいアイデアがあれば是非コメントください!
どういう形になるかわかりませんが、KM Sportsのメディアづくりに進展があれば、またお知らせしたいと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!本当に何もない、まっさらな状態からのスタートですが、発信しないと誰にも届かないと思って書きました。
それでは!
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